愛隣コラム&ニュース

4月22日（日）に岩手県の一関商工会議所青年部が中心になり、地元の各団体も参加して実行委員会を結成し、仮設住宅や近隣の遊び場がない大勢の子ども達に声掛けして、「さんりく春の子どもまつり」が、岩手県陸前高田市の「高田小学校」にて開催されました。

"広げよう　子どもの笑顔"というスローガンで、様々なステージショーや遊び場を提供することにより、被災地の子ども達が交流を深め、ますます笑顔で元気になることを目的とした素晴らしいイベントでした。

　地元のヒーロー 「ゲイビマンショー」 　観光地の （猊鼻渓） から命名？

　　　　　　　　　　　　　　　　　ミニ四駆大会

　　　　　　　　　　　地元のお米争奪 「ジャンケン大会」

　　　　　　　　　　陸前高田市のマスコット 「ゆめちゃん」

　　メロンパンだから 「パンダ？」　ヘアースタイルはメロンカットでした

一関商工会議所青年部とのご縁もありますが、今回は東京商工会議所豊島支部青年部の若手に任せて、私は姉妹クラブ提携をする一関中央ライオンズクラブの方々のお手伝いで参加させていただきました。

２つの大釜で作った８００食の豚汁の盛り付けとフランクフルトの配布をさせていただきましたが、閉会前に完食となり、豊島区から応援に来た「メロンパンプロジェクト」と「カレープロジェクト」のワゴン車に行列ができていました。　　　

今回の会場となった高田小学校のある陸前高田市は、かつては約２キロにわたって７万本もの松の木が防風林として植えられ、名勝 「高田松原」 として名高い場所だったが、 「一本松 （希望の松） 」 を除くほぼ全てが津波で流された。

高田小学校は高台にあり、遠くに4階建てのマンションやスーパーが見えたが、その建物は全て津波にのまれ、この小学校の体育館入口の庇まで水没したと聞いたときは、あらためて津波の恐ろしさを感じました。

被災した子ども達が、いつこの津波の恐怖と悲しみを克服できるかわからないが、このような機会を長期にわたり、継続してつくることで、子ども達の笑顔の輪を広げていくお手伝いをしていきたいと思います。

一関中央ライオンズクラブの小山会長・鈴木幹事並びにメンバーの皆様、本当にお世話になりました。そして、今後とも宜しくお願いいたします。

豊島区から参加された、東京商工会議所豊島支部青年部、メロンパンプロジェクト、カレーライスプロジェクトの皆様、本当にお疲れ様でした。